作品名: 古代魚の骨の吹き抜け棚
Bone shelf model Ancient fish
製作年度 2015/11
素材 SPF、スタッズ、染色及び塗装
◉道具や材料の置き所として、棚でも簡単に拵えようと取り掛かったのですが、当時の僕は少し彫刻的なモノを作りたいと思っていた事もあり、アイデアを盛り込むうちに半年近くかかって作品に育ってしまいました。
昔の日本の御屋敷の納戸の棚って云うのは、通気の為なのか棚板が格子組みになっていたりします。そのイメージで作った格子の棚板は日光を遮らない事もあって、我が家では小さなサボテン達の置き場になっております。そして一番下の魚の頭の部分はネコの食堂です。魚の骨とネコってお似合いでしょう。
基本的には「吹き抜け棚」なので、何を置いても良いのですが、我が家ではこのシェルフ自体がプランターと云うかプラントラックになっています。骨と植物は相性抜群です。古代魚の骨格の中に植物と云う血肉が通っている。云わば内臓である植物達に関しては次のページでお見せします。