◉拙作「スマホ先輩」を作った時に得たノウハウを、大鼬鼠拳銃郎的デザインに落とし込んだスマホケースになります。今回のモチーフは「カラベラ」そう、メキシコの「死者の日」って言う日本のお盆に相当するお祭りで使われる、派手なペイントを施した髑髏です。まぁ割とベタなモチーフではあるのですが、好きなんですよねぇ、ガイコツ。皆さんもお好きでしょ?特にこの恐ろしい骸骨を派手にペイントでパッケージする「カラベラ」は死をポジティブに捉えているところが、どんな困難にも『笑って』向かって行こうと言う気概を感じて心惹かれます。
さて、このスマホケースの特徴はとにかく“ごつい”ところ。4mm厚の分厚いヌメ革や、クロコダイルの硬い鱗。真鍮リングやら鋲やらの金属パーツも多用して、バイカーや武具と言った革細工の中でもハードイメージを担当する素材を多く使っています。それでいながらカラフルな配色は正に“ごっつポップ”!「カラベラ」の精神ですネ。実際に手にすると大きく重くゴツゴツした手触りのヘビー級スマホケースとなりました。
でも…この“ごつい”ヤツは妻のスマホなんです。重たくてゴメンね。
●画面カバーの部分に名刺入れが付いています。何時も身につけているものに数枚だけでも名刺が入っていると突然名刺交換ってなった時に助かるんですよね。
●本体の型押し革は妻が自分で選んだ革です。これを選んだ時にはこんなにごっついケースになるとは、全く思っていなかったことでしょう。
●カラベラの眼や鼻の中は蛇革ホワイトパイソン。範囲が小さいので、ドット絵っぽく見えます。太いステッチが革に食い込んで出来る凹凸がワイルドな質感を出しています。
●名刺入れのフラップ状の蓋にワニ革を使ってます。ワニ革って言っても背中のゴツゴツした部分。とても硬くて扱うのが難しい部分だからかあまり使われているのを見掛けませんが、うまい具合に切り出せました。
●ギラギラと光る玉カシメの歯が咥えているのは、指掛かりの大きな真鍮リング。下顎の先には吊り下げ用のフックが付いています。このフックがカバンやポケットから取り出す時に便利な奴です。
●トップ部分は曲げ加工をしています。髑髏のおでこの感じに一役買っています。