leather works

ゲッコー・パッチ

作品名: ヤモリの革製ワッペン

製作年度: 2025/03

素材: ヌメ革、アバルトレッド、アクリル 他

ゲッコーパッチ 大鼬鼠拳銃郎
ゲッコーパッチ 大鼬鼠拳銃郎

東京ディズニーランドが出来たばかりの頃、その凄さにビックリした日本人は大変多かったのでは無いでしょうか。僕もその一人ですが、それまでの日本の遊園地とはあまりにもかけ離れた、圧倒的なエンターテインメント性に度肝を抜かれたものです。

 

パークの魅力はストーリー性のあるゴージャスなアトラクションと、洗練されたキャラクター造形、そして細部にまで行き届いた本場のサービスによって徹底的に作り込まれた「Disney」の世界観と壮大な規模だったと思います。初めて体験するものばかりでした。

 

それらは今でも続いていると思いますが、でも初期のパークの魅力はそれだけでは無くて、当時の日本では入手が難しかったアメリカ性のプロダクトが日本にいながら安心して購入出来る事も大きな魅力でした。

パークに入園して直ぐに目の前に広がるアーケード街は、さながら海外旅行をしている様な気分にさせてくれますが、レストランやDisneyグッズのお土産品だけでなく、本場アメリカから輸入された雑貨やおもちゃや衣服などの専門店もおそらく今より多く存在していたのです。

 

僕はマジックを趣味にしていたので、本格的な欧米のマジックネタを買い求める為だけに入園して、買いに行ったものです。そう、初期のパークはパスポート制ではなく、入園だけのチケットが売られていて、アトラクション毎にチケットを購入するシステムでした。

 

通販が今ほど発達していなかった当時、日本で欧米のマジック商品を入手するには、マニアックで入店には勇気がいる感じの店しか無かったので、入園券さえ買えば素晴らしい接客で迎えてくれるパークのショップは本当に夢のようなお店でした。

 

マジックショップ以外にも見て回るだけでワクワクするお店がいくつもあったのですが、中でも帽子屋さんが好きでよく足を運びました。そこで見た忘れられない商品が、正面にコブラの頭が付いたテンガロンハットです。(たぶん)剥製だったと思うのですが、今にも飛びかかってきそうな勢いで口を開けて鎌首を持ち上げているリアルなコブラが、革製の大きなテンガロンハットについていて、とてもカッコ良かった。確か値段は5万円とか8万円とかで、当時の僕になちょっと手が出せない金額で、パークに行くたびにお店を覗いて涎を垂らして眺めておりました。結局その帽子を購入することはなかったのですが、今思えばあんな派手なテンガロンハットを被れるのは、当時の(今も?)日本ではディズニーランド以外にはなかったでしょうし、買わないで良かったのかも知れません。テキサスに行く予定もないし。

 

でも、その帽子の印象が鮮烈に残っているので、僕は今でも生き物が装飾された帽子に思い入れがあるのだと思います。

 

この作品は帽子につける為に作った「ゲッコー」のワッペンです。

コブラほど勇ましくはないですが、これなら日本のどこにでも被って出掛けられます。

頭に愛らしいヤモリを乗せて散歩するのは良いものです。

 


ゲッコーパッチ 大鼬鼠拳銃郎
ゲッコーパッチ 大鼬鼠拳銃郎

●取り敢えず手持ちのニット帽に取り付けてみた。スターク社には意味はないです。

ゲッコーパッチ 大鼬鼠拳銃郎
ゲッコーパッチ 大鼬鼠拳銃郎

●頭に何か乗ってますよ!の感じ。



ゲッコーパッチ 大鼬鼠拳銃郎
ゲッコーパッチ 大鼬鼠拳銃郎

●キャップに取り付けたバージョン。

立体的にフィットする。

ゲッコーパッチ 大鼬鼠拳銃郎
ゲッコーパッチ 大鼬鼠拳銃郎


ゲッコーパッチ 大鼬鼠拳銃郎
ゲッコーパッチ 大鼬鼠拳銃郎
ゲッコーパッチ 大鼬鼠拳銃郎
ゲッコーパッチ 大鼬鼠拳銃郎



Makeing Movie

ゲッコーパッチ 大鼬鼠拳銃郎
ゲッコーパッチ 大鼬鼠拳銃郎

●こちらは手足にマグネットを仕込んだもの。色々な場所に貼り付けられます。

ゲッコーパッチ 大鼬鼠拳銃郎
ゲッコーパッチ 大鼬鼠拳銃郎
ゲッコーパッチ 大鼬鼠拳銃郎
ゲッコーパッチ 大鼬鼠拳銃郎